ステージの袖に立つと、心臓がバクバク。
1年に一度のピアノの発表会。

何年経っても慣れることはなく、
一度も間違えずに、演奏を終えられることの方が少なかった。

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小学校3年生から、高校3年まで
ピアノを習っていた。

年に一度のピアノの発表会は、
市内にある文化会館の小ホールを借り切ってやるしっかりとしたものだった。

発表会の数ヶ月前に配られる演奏曲は、
先生が、いつもの練習曲よりも一段階難しいものを選び、渡された。

毎年、譜面を受け取るたびに
「わー、こんなの出来るかな」と心の中で思いつつ
先生がこわくて言い出せずに、がんばって練習した。

難しそうに感じた曲は、やっぱり難しいのだけれど
数ヶ月も練習すると、発表会の頃にはなんとか弾けるようになっていた。

どれだけ練習しても、
ステージに立つと、心臓はバクバク。

何年経っても慣れることはなく、
一度も間違えずに、演奏を終えられることの方が少なかったけれど
発表会が終わると、乗り越えられた達成感があり、以前よりも上達したことで自信がついた。



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大人になったら、何だって平気な顔して出来るのだろうと思っていた。

実際は、大人になってからの方が
「初めての◯◯」に挑む機会は多く、
「私なんて」と尻込みしてしまいそうな気持ちと戦うこともしばしばだ。


新しいことに挑戦する時はいつも、
自信のなさと不安におそわれる。

そんなときに、背中をおされた言葉がある。

「誰もが実績ゼロからのスタートである」

安藤美冬さんの「行動力の育て方」という本の一節だ。

どんなに手慣れた職人であっても、その仕事をする最初の日がありました。今テレビで活躍しているプロ野球選手も、初めてバットを振る日がありました。あなたの憧れの人が今、どんなに輝いて成功しているようにみえたとしても、その人にも、実績がまったくない時代があったのです。



当たり前だけれど、
どんな人も、「初めてのとき」があったのだ。そう思うだけで、私も踏み出してみようという気持ちになれる。



来月また「初めての◯◯」に挑戦する。

今日、打ち合わせにいって
概要を聞いたら

譜面を受け取った時のように
「わー、こんなの出来るかな」と思った。

不安はあるけれど、何事も経験ということで出来うるかぎりの準備をして、臨もう。