おともなく、

しずまりかえって、

さむく しめっている。

みずうみの きのしたに

おじいさんとまごがもうふでねている。


ユリー・シュルヴィッツ作・画
瀬田貞二 訳

よあけ




しーんとしずまりかえった湖のほとりで
一夜をすごしたおじいさんと孫。

少しずつ夜が明けて
あたりが明るくなっていくさまと
目を覚まし、ボートで湖へと漕ぎだしていく2人の様子が
美しく描かれたしずかな絵本です。


娘と寝落ちしてしまう日も多々あるのですが、ときどき布団を抜けだし、照明を落としたリビングで本を読みます。


「よあけ」は、子どもの頃から家にあったけれど、開いたことがなく。

今年の夏、
急に気になって開いたところ、
ハッと息をのむような絵の美しさに魅了されました。


ページを繰ると、

日々の喧騒から
静かな湖にいざなわれ

読み終えたあとに
心があたたかく解放される。




子どもの頃には気づかなかった絵本の魅力や、何度も読んだのに内容がうろ覚えだった絵本。

娘が生まれてから、
これまで遠ざかっていた
絵本の世界に再び出会う感覚を
日々楽しんでいます。




あなたは、静かな夜になにをしますか?