2016-06-28-18-25-03

「おうちには、お花がないねー」

2歳の娘がちょっと寂しそうな声で言った。寝る前に絵本を読んでいたときのことである。



そう言えば、しばらく花を飾っていなかったな。


翌日、仕事中に娘の言葉を思い出し
早めにお迎えにいき、お花を買って帰った。


以前は、カラフルなものが好きだったけれど
最近は白やグリーンなどナチュラルな色合いが好きだ。

家に帰り、テーブルに花を並べ花瓶にいけていると

娘が
「わーしゅてきだね。きれいだね」とうれしそうに言った。

バラの凛としたたたずまいに、気持ちがシュッとなる。
花や緑が、部屋のそこかしこにあるだけで
不思議とおだやかな気持ちになった。

「そのうちに」
「もう少し落ち着いたら」
「もっと余裕ができたら」

そう思いながら、やり過ごすものごとがたくさんある。


待てど暮らせど
「そのうち」も「もう少し落ち着く日」もやってこない。



「お花がないね」の言葉に背中をおされ
久しぶりにお花を買ってみたら、なんとなく心に「余裕」が生まれた。



もう少し落ち着く日 や
余裕が出来た日は、

あちらからやってくるのではなくて、
自分から作るものなのかもね。